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男性は注意しよう!淋病の原因や症状を解説します

白い錠剤が乗っているスプーン

淋病(淋菌感染症)は、淋菌を病原体とする性病です。感染経路の多くは、病原体を含む分泌物や膿などが口や喉・肛門や直腸・尿を使用した性的接触とされます。経路になり得るものが付着した指などで目に触れると、淋菌を原因とした結膜炎になることがあります。

感染力が非常に強いと言われていますが、喉に感染した場合は症状が出ないこともあるそうです。そのまま放置された中で誰かと性的接触を行った場合は、知らぬ間に感染源となってしまいます。淋病はコンドームを正しく使用することによって感染率を大きく下げることができるため、不調や症状の有無を問わず常にその意識と実行が必要です。

いわゆる淋菌は感染力が高いとされますが、淋菌を含む11種のナイセリア属は粘膜から離れると感染力が衰退します。しかし、全てのナイセリア属が病原性を持つわけではありません。病原性を持つのは淋菌と髄膜炎菌のみです。また、湿度や日光の変化で死滅することが分かっています。寝具などは湿度がこもらないようにし、日光に当てる習慣をつけると予防に繋がります。

淋病の主な症状は、かゆみ・嚥下困難・頸部リンパ節の腫れ・眼痛・光過敏症・膿に似た眼の放電などです。体にとって有害の菌なので、リンパ節に入ると関節の赤み・温かい・腫れ・痛みが伴うこともあります。
また、男女で異なる症状も存在します。男性には排尿痛・尿道から膿が出る・包皮の腫れや炎症・睾丸や陰嚢の痛みがよく現れ、場合によっては肛門の分泌物増加・痒み・痛み・出血・排便痛が起こりやすいです。

女性には、おりもの増加・性器が熱を持って温かい・異色の膣分泌物・外陰腫脹・嘔吐・骨盤痛・腹痛・排尿痛・喉の痛みなどです。性交痛・性交後出血・不世出血・月経中には症状が重くなることもあります。

潜伏期間は2日から7日ですので、性行為の後そのくらいの期間を経た頃に上記のような状態が現れた時には淋病が疑われます。しかし、淋病は自覚症状が出ないこともあるようです。特に女性は自覚症状が出にくかったり、生理周期の問題と混同されやすい傾向も心配されます。

男性も女性も、咽頭や直腸に感染すると自覚症状に気付きにくいと言われています。少なからず何かしらの異変は起きるはずですので、性的接触の後は自分の状態に注意を向けてください。

淋病は放置すると不妊の原因に繋がります。母体に感染が場合は、新生児が淋菌性結膜炎になるリスクが高くなります。淋菌性結膜炎は重篤な急性結膜炎(眼の病気)であり、クリーム状の目やにが大量に生じるのが特徴です。進行すると角膜に孔(あな)が空き、失明の原因にもなり得ます。

パートナーとの間に子供を望んでいるのであればより注意が必要であり、新生児の病気予防のためにも事前に検査を受けるべきでしょう。淋病の性病検査では、口腔または性器や尿道の分泌液から病原体分離培養か核酸検査を行います。淋菌は抗菌薬に対する抗体を持つ種類が多いようですが、治療では抗体保有を考慮した上での抗菌薬が処方されます。