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恐ろしいエイズの原因と治療法について知ろう

HIVウイルスを病原とするエイズ(後天性免疫不全症候群)は、不治の病として知られ大変恐れられている性病でもあります。エイズとHIVは混同されることもありますが、HIVはウイルス・エイズは病名です。HIVはエイズを引き起こしますが、感染した直後に発症するわけではありません。

不治の病と言われてきたエイズの治療法は徐々に進歩しており、最近はHIV感染症の段階(エイズを発症していない段階)で早期治療すれば寿命のコントロールが行えます。昔は治療法がなかったため、感染しただけでも先がないことを宣告されているようなものでした。しかし今は感染を早期発見さえできれば、早期治療により好ましい対策が行えます。

また、たとえ早期発見・早期治療と言える時期から過ぎてしまった場合でも、治療により多少の効果が期待できると言われています。早期に取り組むよりも明らかに効率は落ちますが、行うことには少なからず意味があります。完治にまでは至らなくても、治療を続ければ好ましい効果が得られるところまでは進歩しているということです。

早期発見・早期治療のためには、症状と感染原因になり得ることを知っておく必要があります。本当は感染すること自体望ましくはないため、エイズも含む性病にかからないための予防法を知ること・意識すること・実行することも欠かせません。

HIVウイルスに感染した際の症状は、発熱・頭痛・倦怠感・下痢など風邪に似ています。感染から2週間から3週間ほどで現れるため、性的接触からそのくらいの期間を経て風邪のような症状が出た時にはHIVの存在を疑ってください。そして、早めに検査を受けましょう。

初期症状が出てから引いた後は、数年から10年以上の間は無症候期に入ります。この時期に入ると、表に問題が現れないため発見が遅れます。初期の段階で異変を軽く考えず、ちゃんと病院で診てもらうことが早期発見・早期治療に繋がります。

数年後から10年後以上になってエイズを発症する頃までに、無症候期の体内ではじわじわとウイルスが増殖しています。発症までの期間や増殖速度は自力でコントロールできるものでありませんので、軽視しないことも大事です。

発症した時にはかなり冒されている状態なので、免疫不全が起きます。それにより通常感染しない日和見感染症が見られたり、悪性リンパ腫などが出やすくなります。慢性的な進行になるため、最終的には命にかかわります。

感染原因は性的接触が多いのは事実ですが、血液感染や母子感染もあります。血液感染は、個人間での薬物使用による注射針の回し打ちが問題視されています。母子感染に関しては、婦人科側が新生児感染を防ぐために薬剤投与などを行うようになっているため、昔より遥かに率は減っています。

予防方法は性行為の場合、コンドームなどを使用したセーファーセックスが第一に挙がります。最も手軽な対策ですが、適切に使用しないと着用する意味がなくなります。性行為の途中から使うのではなく、最初から最後まで着用してください。また、使用期限が過ぎたものは使わない・保管状態に注意するといったことも忘れないようにしましょう。