• ホーム
  • 女性がかかりやすいカンジダの症状とは?

女性がかかりやすいカンジダの症状とは?

ウィルス

一般的に性病においてカンジダと呼ばれるものは、正式には性器カンジダ症と言います。原因となる病原体はカンジダ属の真菌で、感染経路となるのは性的接触です。

しかし、感染したから必ず症状が出るものではありません。そのため、感染に気付かれないケースも多くあります。それに伴い、感染に気付かないまま誰かに移すリスクも高い性病です。

特に、男性は無症状の傾向が強いとされます。女性の場合は外陰部に痒みが出たり、おりもの量が増加することがよくあります。そのため、女性は異変に気付きやすいのですが、男性は発見どころか疑問を持つことさえ遅れます。

潜伏期間は不明であり、人それぞれいつ発症するか分かりません。カンジダは菌による感染症ですので、他の感染症と同じように免疫力が低下した時に出やすくなります。感染自体に免疫力は関係しませんが、発症には大いに関係しているということです。

感染時に免疫力低下があれば症状が出やすいのですが、大方そうではないため発見は遅れがちです。また、カンジダは一度感染すると症状が引いても病原体は体内に留まります。そのため、疲労・他の疾患・生活習慣などの要因で免疫力が低下した時には再発します。

カンジダに感染しているかどうかは、症状の有無を問わず検査で明らかにすることができます。顕微鏡観察などから病変部の胞子や仮性菌糸を検出したり、病原体の培養を行うことで感染の有無を診断します。

この感染症は、放置すると症状の長期化・再発の頻発・症状の強弱が周期的に繰り返されるなどが起こり得ます。症状が引いても体内に留まる菌が原因ですので、放置だけで自然と治るものではありません。カンジダであるという診断を受けて、適切な治療を行う必要があります。

治療には、抗真菌剤を使います。一般的にはクロトリマゾール・エンペシド・ケトコナゾールと呼ばれる薬剤を使用しますが、エンペシドはクロトリマゾールを主成分とするため大方似た薬剤です。

有効成分クロトリマゾールは、アゾール系真菌感染症治療薬に分類されます。成分名をそのまま商品名に使用した製品もありますが、主成分がクロトリマゾールで商品名はエンペシドという製品も存在します。つまり、クロトリマゾールは成分名および一般名、エンペシドは商品名です。

エンペシドなどのクロトリマゾールを主成分とする薬剤は、カンジダ症・白癬・癜風の治療に使います。1日2回から3回ほど、患部に塗布します。製品タイプには、クリーム・外用液・膣錠・トローチがあります。性器に発症した際は、クリームや外用液が一般的です。口腔に発症することもあるため、その場合はトローチなどを使います。

ケトコナゾールは真菌を原因とする症状を治療する時に用いられる、イミダゾール系合成抗真菌薬です。主クロトリマゾールと同様、カンジダ症・白癬・癜風の治療に使います。海外では、フケの解消と予防にも用いられています。

性病や皮膚病の治療・予防の際は、薬剤を1日1回塗布します。クリーム・外用液・ポンプスプレー・ローションなど様々な製品タイプが存在していますが、一般的に処方されるのはクリーム系です。主成分をケトコナゾールとする薬剤の商品名は、成分名そのままのこともあればニトラーゼ・プルナ・ニトラゼンのこともあります。